すきなことを話したい
私はとても歌が好きだ。
歌うのも好きだし、聴くのも好きだし、歌詞について思いをはせるのも好きだ。
今回はその中でも、私の好きな歌手についてはなしたい。
皆さんも好きな歌手がいるだろう。
槇原敬之、宇多田ヒカル、はたまた一人ではなく嵐や乃木坂といったグループかもしれない。ジャスティンビーバーやレディーガガのような洋楽かもしれないし、美空ひばり、石原裕次郎などの昭和の大スターが大好きな人も大勢いることだろう。
もちろん私も好きな歌手がたくさんいる。
山下達郎、松任谷由実、さかいゆう、ルーサーヴァンドロス、大瀧詠一・・・
すごくかっこつけたラインナップになってしまったが、好きなものは好きなのだ。
具体的に言えば彼らの歌声がとても好きなのだ。そのうえ歌がうまい。
当たり前のことだと思われるかもしれないが、歌が上手いのだ。
少なからず歌がうまいから好きであるという要素もある。
しかし多くの好きな歌手の中でも、別格にあこがれる歌声が3人いる。
全く聞いたこともない人ももちろんいることだろう。この3人はアニメやゲームの主題歌で主な活躍をしてきたからだ。しかしこの界隈では超有名どころである。
言わずと知れた「鳥の詩」をはじめ、「時を刻む唄」などがあるが、特に好きなのが
「karma」と「射光の丘」だ。このふたつは聞いていると半ばトランス状態のようになり、自分の中の空いた部分に歌が流れ込んでくるような錯覚を覚える。ピアノ伴奏の曲が好きということもあるが、ピアノと透明な歌声が混ざり合ってもうことばが出ない。
しかもこの曲はピッチとリズムが凄く難しい。自分では納得のいく歌唱ができないということは、聴くしかないのだ。それもまた、あこがれる理由の一つである。
ここまででわかっている人は気づいていると思うが、3人とも声の方向性が似ている。クリアーで、ありきたりな表現をすれば透き通っているような歌声。しかしLiaが山下達郎とすれば牧野由依は大瀧詠一、つまり派手ではないが何か人を引き付ける特殊能力者、それが牧野由依である。
自分は何で知ったか忘れてしまったが、おそらく「ウンディーネ」が最初に聞いた曲だったと思う。伴奏からすでに引きずり込まれ、第一声が放たれた時、確かに自分のいる世界は変わった。今まで触れたことのない物質のよう。注ぎ込まれるのではなくじわじわと浸水してくる・・・。もう好きな曲はたくさんあるのだが、特筆したいのは
「夏休みの宿題」と「誰より好きなのに」だ。
・夏休みの宿題
名前だけでなにか遠い記憶がよみがえり、前奏の数秒のでどういう曲か直感的にわかる。ポップで元気、それでいてどこか夏休みというものがもつ切なさがある。エモいという言葉を使いたいが、そんな一言で終わらせたくないノスタルジーを感じさせてくれる。歌詞にあるような記憶はないけどさ。
・誰より好きなのに
こっちはオリジナルではなくカバーである。もとは古内東子さんの曲で、それを牧野さんが演じる佐久間まゆというキャラクターがカバーするというとても複雑なことになっている。厳密に言えば牧野さんの歌にカウントすべきか迷うところだが、まぁいいだろう。自分が佐久間まゆ担当Pという補正もあるかもしれないが、とにかく完成度が高い。完全に自分のもの、もとい佐久間まゆのものにしている。原曲を聞けばわかるが、まったく聞いた感覚が異なる。キャラクターとの親和性が非常に高く、なんかもうやばい。とにかく聞いてほしい。
EGOIST
ギルティクラウンのエンディング「Depertures~あなたにおくるアイの歌~」がとにかく好き。他はどうでもいいと言ったら失礼だが、そのくらいEGOISTの中では断トツでこれが好きだ。「名前のない怪物」とか「雨、君を連れて」とかも好きだけど、やっぱり思い出話をするように歌っているのが自分は好きなのだ。初めて聞いたときの衝撃は忘れられない。ずるい。そんな歌い方逆立ちしても自分にはできない。
自分の好きを文章化するのがこんなに大変だとは思わなかった。もう疲れたので他のことについては後日語ることにする。もし読んでくれた人がいたらうれしいなー。